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今回解禁したのは、ジョーダン・ピール監督が自身史上最高のスケールで制作した渾身の最新作である本作の撮影裏を映し出した映像。アカデミー賞脚本賞受賞、主演男優賞ノミネートを果たしたピール監督の出世作『ゲット・アウト』で主演を務め、今作で2度目のコラボを果たしたダニエル・カルーヤが「今回の作品は前作より規模が大きい。監督の制作スタイルも進化した」と明かすように、これまでにないほど大規模な機材とセットの中で撮影が進行する様子が映し出されています。

壮大かつ、ピール監督らしいメッセージ性も込められたストーリーを映像化するために、撮影カメラにはIMAXカメラと、65ミリフィルムを採用。今作で撮影監督を務め、これまで『TENET テネット』、『インターステラー』なども手掛けてきた巨匠ホイテ・ヴァン・ホイテマも撮影を振り返り、「ジョーダンは自分の限界に挑む。彼は恐れない。そんな姿を見たら、僕も限界に挑戦するしかない」とピール監督の溢れ出る野心に鼓舞されたことを明かし、ピール監督も「映画制作に対する僕の愛が詰まっている。一生、思い出に残る作品だ」とその熱い思いを語っています。

『ゲット・アウト』『アス』に続き、最新作『NOPE/ノープ』と、一見するとジャンル色の強い作品を多く手掛けてきたピール監督。今作もサスペンス・スリラーとして映画ファンから高い注目を集めていますが、ジャンル要素はピール自身が好んで取り入れているのだそう。「“こう描けばこんな感情を引き出せる”みたいなガイドラインやルールがたくさんある。僕ら観客もみんな、それを整理立てて把握しちゃっているから、これから観る映画がどんなものなのか予想できるようになった。だからこそ、それをひっくり返す甲斐がある。怖くなるぞと思わせた瞬間に笑えるネタが飛び出すようにしたり、笑えるネタが来るぞと思いきや泣かすということができるんだ」とその狙いを明らかにしています。

これまでも常に観客の想像を超えるサプライズを用意してきたピール監督は、最新作で一体何を観せてくれるのか?!
その全貌は、劇場の大きなスクリーンでご確認ください!