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OJ(ダニエル・カルーヤ)が、父親が謎の死を遂げたその直後に上空で“あるもの”を見たと妹のエメラルド(キキ・パーマー)へ明かすワンシーンを公開しました。

神妙な面持ちのOJを心配しながら、「何を見たの?」と静かに問いかけるエメラルドに対し、まるで怯えるかのように静かに、そして矢継ぎ早にその特徴を語りはじめるOJ。その答えから何かを察したエメラルドは「本気で言ってるの?」と絶句し、OJは表情を変えることなく静かに頷きます。突如空に現れた、“巨大”で、“速すぎる”、何か…。想像を絶する脅威の襲来に怯え、絶望する主人公たちの姿に、見ているこちらも生唾を飲み込まずにはいられない緊迫の映像です。

本作のタイトルである『NOPE/ノープ』は、直訳では「否定」の意味を持つ言葉。ジョーダン・ピール監督が本作を書き上げ始めたのは、世界的パンデミックの脅威にさらされた2020年。監督は「とんでもない時期だった。あの年に起きて今も続くあらゆる恐ろしい出来事を『NOPE/ノープ』はいろんな意味で反映している。僕にとってこの作品は、日常からの逃避みたいなものだし、観客も、皆さんの現実を忘れるきっかけになれば嬉しい」と当時を振り返りながらコメントしています。

作品タイトルに限らず、空からの脅威に絶望した様子のOJが「NOPE」とつぶやくシーンも予告映像で確認できますが、一筋縄では行かないのがピール監督作品。映画ファンの間では、この「NOPE」についても、様々な意味合いの憶測がなされました。
監督はこのタイトルの意味について「“ノープ(NOPE)”という言葉にはいろんな意味合いがあるけれど、例えば僕はいつも、作品を観てくれる人たちの頭の中を覗いてみたくなるんだ。で、思うにきっと、ホラー映画は観たくないとか、あんなに暗くて異常な世界なんて“ムリ(NOPE)”と言う人が結構いるのではないかなと思った。タイトルはそういう皆さんへの誘いでもある。“気持ちはわかるよ。確かに怖い映画だ。でもね、そんなあなたを知ったうえで、このジャンルに招待している。席を用意しましたのでどうぞ”という僕の気持ちを表しているんだよ。特に僕ら黒人はシンプルに反応するしね。どうしても“ムリ!やめて!抜ける!俺、消えるから!”と言っちゃうから」と説明。もはや宣戦布告にさえ思える監督らしい遊び心溢れる理由が込められています。

ジョーダン・ピール史上最高にダイナミックなスケールで描かれる本作はピール監督のファンも、もちろん初心者も必見!すでに鑑賞を心に決めている映画ファンはもちろんのこと、このシーンを見て、少しでも心臓が波打ってしまった怖がりのあなたも、ピールの誘いのままに、ぜひ劇場の大きなスクリーンで本作をお楽しみください!!